- フレームレートとリフレッシュレートは何が違うの?
- 高い方がメリットある?
- iPhoneやiPadは高い方がいいのかな?
といった疑問にお答えします。
フレームレートとリフレッシュレートの違いはご存知でしょうか?
フレームレートとリフレッシュレート、とても混同しやすいですよね。
本記事では、リフレッシュレートとフレームレートの違いを解説します。
iPhoneやiPadのProモデルはリフレッシュレートが120Hzだけど、実際60Hzと何が違うの?
といったことも解説します。
僕もiPad購入するときにリフレッシュレートとフレームレートについて調べたので、読んでいただければiPhoneやiPad選びの参考になりますよ。
〈プロフィール〉
- iPad利用歴8年目
- iPad関連の記事を20記事執筆
- iPadとMacでブログを執筆中
iPadについてはこちらの記事を参考にしてみてください↓
「フレームレート」とは?
フレームレートは「グラフィックカードから送られるコマ数」のことです。
「グラフィックカードから送られるコマ数」といわれてもピンときませんよね?
わかりやすいように「パラパラ漫画」で例えてみます。
フレームレートとはパラパラ漫画に例えると「パラパラ漫画の枚数」にあたります。
枚数が多い方が動きも滑らかになりますよね?
つまり「グラフィックカードから送られるコマ数」が多ければ多いほど、動きが滑らかになります
フレームレートは「fps」という単位であらわされます
フレームレートはグラフィックカード、つまり入力機器側の値になります。
ちなみに入力機器とは
- PC
- PS5
- Nintendo Switch
といったパソコンやゲーム機の本体です。
「リフレッシュレート」とは?
リフレッシュレートとは「1秒間に画面が切り替わる回数」のことです。
フレームレートとは違って、そんなにわかりづらくはないですよね?
でもさらにわかりやすくなるように「パラパラ漫画」で例えてみます。
リフレッシュレートはパラパラ漫画に例えると「パラパラ漫画をめくるスピード」です。
リフレッシュレートは「Hz」という単位であらわされます。
- 60Hz=「1秒間に60回」画面が切り替わる
- 120Hz=「1秒間に120回」画面が切り替わる
リフレッシュレートはディスプレイ側の値になります。
「フレームレート」と「リフレッシュレート」の違いは?
「フレームレート」と「リフレッシュレート」の違いをまとめると次のようになります。
- フレームレート → 1秒間に用意するパラパラ漫画の枚数
- リフレッシュレート → 1秒間にパラパラ漫画をめくるスピード
フレームレートとリフレッシュレートは同じにしないと意味がなくなります。
フレームレートが「120fps」でリフレッシュレートが「60Hz」だと60回しか画面が切り替わりません。
反対にフレームレートが「60fsp」でリフレッシュレートが「120Hz」でも60回しか画面が切り替わりません。
つまり滑らかな画面でゲームをしようと思ったら、ゲーム機本体も120fsp、モニターも120Hzにしないとダメなんです。
iPad のリフレッシュレートが120Hzのメリット3つ
それではiPadのリフレッシュレートが「120Hz」の場合どんなことに役立つのでしょうか?
現在『iPad Pro』だけがリフレッシュレート「120Hz」ですが、具体的には次の3つの場面で役に立ちます。
- 画面をスクロールするときに役立つ
- ゲームをするときに役立つ
- イラストを描くときに役立つ
メリット1|画面をスクロールするとき
リフレッシュレートが120Hzだと画面をスクロールするときに滑らかに動きます。
ですがSNSやインターネットの閲覧しかしない人が、画面が滑らかに動くという理由で120HzのiPhoneやiPadを購入する必要はありません。
普段60HzのiPhoneやiPadを使っていて不便を感じなければ、何も問題はありません。
反対に120HzのiPhoneやiPadを使っている人が、60HzのiPhoneやiPadを使うと違和感を覚えることがあります。
メリット2|ゲームをするとき
ゲームをする上ではリフレッシュレートはとても重要です。
アクションやシューティングをガチでプレイする人にはとても重要な要素です。
画面が滑らかに動くのとカクカク動くのとでは、どちらが有利かは一目瞭然です。
ただし、
- ガチ勢ではない人
- パズルゲームしかしない人
- そもそもゲームをしない人
には120Hzのリフレッシュレートは必要ありません。
メリット3|イラストを描くとき(iPadのみ)
イラストを描くときもリフレッシュレートは高い方が有利です。
理由としてはApple Pencilの追従性が良くなるからです。
具体的に説明すると、リフレッシュレートが低いとApple Pencilのペン先から少し遅れて線や塗りが出てきます。
書き味が全然違ってきますよね?
かといって日常でノートをとったりメモをとったりする程度なら60Hzでも問題はありません。
あなたがもしイラストを描く機会が多ければ、リフレッシュレートが120HzのiPad Proを選んだ方が良いでしょう。
- 『iPad Pro』についてもっと知りたいあなたはこちら
『iPad Pro』フレームレートの切り替え方法【たったの4ステップ】
『iPad Pro』のフレームレートは「60fps」と「120fps」の切り替えができます。
「なんで切り替える必要があるの?」って思いますよね?
画面を切り替える回数が多いとバッテリーの減りが早くなるので、気になる方は制限しても良いかなと思います。
フレームレートの切り替えは4種類のiPadの中では『iPad Pro』しかできません。
iPadをお得に買い替えるには
iPadをお得に購入するには、Appleの認定整備済品や中古を検討することもおすすめです。
特にApple認定整備済品は新品とほとんど変わりません。
》Apple認定整備済品や中古でiPadを購入するときのポイントは次の記事にまとめました
まとめ
- フレームレート=ゲーム機本体側の値
- リフレッシュレート=モニター側の値
- フレームレートとリフレッシュレートが同じでないと意味がない
- リフレッシュレートが高いことのメリットはアクションゲームやイラスト制作のときにある
- iPad Proはフレームレートを制限できる
本記事ではフレームレートとリフレッシュレートについて解説しました。
フレームレート、リフレッシュレートそれぞれの違いがわかれば自分に必要なiPhone、iPad選びの目安になります。
参考にしていただければ幸いです。