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LINEMOを海外で使う方法・料金ガイド:海外パケットの利用設定と注意点【帰国後の設定も解説】

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linemo プラン 海外

海外旅行や出張の際、現在使っているスマートフォンをそのまま現地で使えるかどうかは大きな悩みの一つです。

特にソフトバンクのオンライン専用ブランドである「LINEMO(ラインモ)」を利用中の方は、「海外でもLINEやマップは使えるのか?」「高額な請求が来ないか?」と不安に感じていることでしょう。

結論から申し上げますと、LINEMOは申し込み不要で海外利用が可能ですが、データ通信に関しては「従量課金」または「定額サービスの加入」が必要となり、国内プランのギガ(データ容量)は消費されません。

つまり、設定を間違えると想定外の出費になるリスクがあります。

私自身、実際にLINEMOの入ったスマホを持って韓国やハワイへ渡航した経験がありますが、現地の空港で「設定を1つ忘れていた」だけで、ヒヤッとする場面がありました。

この記事では、2025年現在のLINEMOの海外利用料金、出発前から現地到着後までの設定手順、そして私の失敗談から学ぶ注意点までを完全網羅しました。

また、海外利用においてLINEMOよりもお得になる選択肢についても公平に解説します。渡航前に必ずご一読ください。

目次

LINEMOは海外で使える?基本情報と対応エリア

LINEMOはソフトバンクの回線網を利用しているため、ソフトバンクが提携している世界中の国と地域で利用可能です。

ただし、国内利用とは仕組みが大きく異なります。

音声通話とSMS(国際ローミング)

音声通話とSMSは、ソフトバンクの「世界対応ケータイ(国際ローミング)」のエリア内であれば利用可能です。

  • 月額基本料無料
  • 申し込みLINEMO契約時に同時申し込みしていない場合、「My Menu」から申し込みが必要(無料)。

【注意点】

日本国内への発信であっても、海外滞在中は「国際通話扱い」となり、通話料が高額になります。

着信時にも着信料が発生するため、LINE通話などのデータ通信を利用した通話アプリの利用を推奨します。

データ通信(インターネット)

最も重要なのがデータ通信です。

LINEMOの「ミニプラン」や「ベストプラン」に含まれるデータ容量(ギガ)は、海外では一切消費されません。

海外でインターネットをする場合は、別途「海外パケットし放題」という定額サービスが適用される仕組みになっています。

LINEMOの海外利用料金と仕組み

LINEMOを海外でデータ通信利用する場合、国内プランとは別枠で以下の料金が発生します。

海外パケットし放題の料金体系(2025年版)

LINEMOはソフトバンクの「海外パケットし放題」に対応しています。

利用データ量料金
(1日あたり・非課税)
25MBまで0円~1,980円(従量制)
25MB以上2,980円(定額)

課金単位:日本時間0時〜23時59分59秒を1日とします。現地時間ではないため注意が必要です。

【比較】LINEMOと他社(ahamo・楽天モバイル)の海外利用

海外旅行頻度が高い場合、LINEMOはコスト面で不利になる可能性があります。

キャリア海外データ通信料金特徴
LINEMO最大2,980円/日長期滞在だと割高。設定ミスで高額請求のリスクあり。
ahamo追加料金なし20GBの月間データ容量を海外でもそのまま使える。申し込み不要。
楽天モバイル追加料金なし海外ローミングが2GBまで無料。

【実録】LINEMOを海外で実際に使って感じたメリット・デメリット(体験談)

ここで、実際に私がLINEMO契約中のiPhoneを持って海外渡航した際のリアルな体験談をご紹介します。

「緊急時の保険」としては優秀ですが、「メイン回線」としては注意が必要だと痛感しました。

体験談1:韓国旅行でレンタルWi-Fiの充電が切れたとき

ソウル旅行中、朝から晩まで地図アプリを使っていたため、空港で借りたレンタルWi-Fiのバッテリーが夕方に切れてしまいました。

見知らぬ土地でネットが遮断されパニックになりましたが、LINEMOの「データローミング」をONにした瞬間、すぐに現地の電波を掴み、SoftBankの高速回線でGoogleマップが復帰しました。

  • メリット:面倒な手続きなしで、設定画面のスイッチ一つですぐ繋がる安心感は絶大でした。
  • デメリット:その日、実質数時間しか使っていませんが、「海外パケットし放題」の上限である2,980円がかかりました。緊急避難用としては優秀ですが、常用すると高額です。

体験談2:ハワイでうっかり「アプリの自動更新」が走ってしまった話

これは失敗談です。

ホノルルの空港に到着後、設定を確認しようと通信をONにした際、App Storeの「アプリの自動アップデート」をOFFにするのを忘れていました。

裏でいくつかのアプリ更新が走ってしまい、ものの数分で25MBを超え、上限の2,980円に達してしまいました。

「ちょっとLINEを確認するだけ」のつもりでも、スマホの設定次第では一瞬で課金上限に行くことを身を持って学びました。

【出発前〜現地】LINEMOを海外で使うための設定手順

私の失敗を踏まえ、高額請求を防ぎスムーズに通信を行うための正しい手順を解説します。

【出発前】My Menuでの確認事項

日本にいる間に必ず以下の確認を行ってください。

  1. 世界対応ケータイへの加入確認
    LINEMOの「My Menu」にログインし、契約オプションを確認します。
  2. OSのアップデート
    渡航先で大量のデータ更新が発生しないよう、iOSやAndroidは最新の状態にしておきます。

【到着後】スマートフォンの設定変更(iPhone/Android)

現地空港に到着したら、以下の設定を行います。

iPhoneの設定

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」を選択
  3. 「通信のオプション」を選択
  4. 「データローミング」をONにする

Androidの設定

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」を選択
  3. 「モバイルネットワーク」を選択
  4. 「データローミング」をONにする

ライターからのアドバイス:

私の失敗談のように、意図せず上限額に達するのを防ぐため、LINEMOをメインで使わない(ホテルのWi-Fiのみ使う等)場合は、絶対に「データローミング」をOFFのままにしてください。

LINEMO利用者が海外で損をしないための推奨パターン

LINEMOユーザーが海外へ行く際、どのような通信手段を選ぶべきか、滞在期間や目的別に提案します。

短期滞在(1日〜2日)または緊急時

推奨:LINEMOの海外パケットし放題

1日だけの利用や、現地のWi-Fiが繋がらない緊急時のみLINEMOのローミングをONにします。

1日約3,000円かかりますが、レンタルWi-Fiの手続きやSIMカードの入れ替えの手間がありません。

まだLINEMOを使っていない方は、帰国後の国内利用料が安いLINEMOがおすすめ。

中・長期滞在(3日以上)または安く済ませたい場合

推奨:ahamoへの乗り換え、またはサブ回線契約

私の経験上、3日以上の滞在でLINEMOを使うと約9,000円かかり、Wi-Fiレンタルよりも高くなります。

この場合、海外利用に追加料金がかからないahamoを利用するのが圧倒的にコスパが良いです。

eSIM対応スマホなら、サブ回線として契約し、即日利用も可能です。

海外旅行が決まったら、追加料金なしで海外で使えるahamoへの乗り換え、またはサブ契約が最強の選択肢です。

現地での盗難・紛失対策

海外ではスマートフォンの盗難リスクが高まります。

メインのスマホを持っていくのが怖い場合、安価な中古スマホを「海外旅行用」として用意するのも賢い選択です。

海外での盗難・破損リスクに備えて、SIMフリーの中古iPhoneやAndroidを予備機として持っておくと安心です。

H3:充電・周辺機器の準備

私の韓国旅行での失敗のように、バッテリー切れは命取りです。

変換プラグやモバイルバッテリーの準備も忘れずに。

LINEMO海外利用時の注意点とトラブル対処法

繋がらない場合の対処法

現地で「圏外」のまま繋がらない場合は、以下を試してください。

  1. 機内モードのON/OFF
  2. 端末の再起動
  3. キャリアの自動選択をOFFにする:設定からネットワーク選択を手動にし、現地の提携キャリア(SoftBank公式サイトで確認可能)を選択してください。

高額請求を防ぐ「アプリの自動更新」停止

「海外パケットし放題」は25MBを超えると上限額になります。

私の二の舞にならないよう、海外滞在中はアプリストア(App Store/Google Play)の設定で「自動ダウンロード」を必ずOFFに設定してください。

【帰国後】忘れずにやるべき設定

日本に帰国した後、そのままの設定にしていると国内でも不具合が出る可能性があります。

データローミングをOFFに戻す

国内利用においてデータローミングがONでも基本的には問題ありませんが、国境付近(対馬など)に行った際に海外の電波を拾ってしまうリスクを避けるため、OFFに戻すことを推奨します。

高額請求の確認方法

帰国後の翌月、My Menuから請求金額を確認してください。「国際ローミング通話料」「海外パケットし放題」の項目が正しく反映されているかチェックしましょう。

まとめ:LINEMOは海外で使えるがコスト管理が重要

LINEMOは設定さえ行えば海外でも問題なく利用できますが、データ通信を行うと「1日最大2,980円」の費用が発生します。

  • 短期・緊急時LINEMOのローミング設定をONにして利用。
  • 長期・頻繁な旅行ahamo などの海外データ無料の回線を検討する。

ご自身の滞在期間に合わせて、最適な通信手段を選んでください。

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