- iPadのWi-Fiモデルとセルラーモデルの違いは?
- それぞれのどんな人におすすめ?
- コスパの良い選択肢を教えて!
といった質問にお答えします。
Wi-Fiモデルを購入してから「セルラーモデルの方が良かった!」となると、買い直すのは負担が大きいですよね……
iPadを購入する前に「Wi-Fiモデル」と「セルラーモデル」のどちらが自分に向いているのかは把握しておく必要があります。
この記事では「Wi-Fiモデル」と「セルラーモデル」の違いをまとめました。
読んでいただければ「どちらを買ったらいいんだろう?」といった悩みはなくなりますよ。
〈プロフィール〉
- iPad利用歴8年目
- iPad関連の記事を20記事執筆
- iPadとMacでブログを執筆中
【iPad】Wi-Fi(ワイファイ)モデルとセルラーモデル7つの違い
Wi-Fiモデルとセルラーモデルには次の7つの違いがあります。
一つずつ見ていきましょう。
違い1|月額料金の違い
セルラーモデルはモバイル回線を利用するため、月額料金が必要になります。
使用する際には負担となる可能性があります。
下記は各キャリアが提供するシェアプランの料金です。
キャリア | プラン名称 | 月額料金 |
---|---|---|
ドコモ | データプラス | 1,100円 |
au | タブレットシェアプラン | 1,100円 |
ソフトバンク | データシェアプラン | 1,078円 |
:Wi-Fi(ワイファイ)モデル
→月額料金が発生しない
:Cellular(セルラー)モデル
→月額料金が発生する
違い2|端末代の違い
端末代金は「Wi-Fiモデル」の方が安く購入できます。
違い3|SIMカードの違い
Wi-Fiモデルは、 Wi-Fiに接続することでのみ通信が可能です。
モバイルデータ通信には対応していません。
:Wi-Fiモデル
→SIMカードを挿入するスロットはない
:セルラーモデル
→SIMカードを挿入することがでる
一部のiPadはeSIMにも対応しています。
違い4|GPS機能の違い
Googleマップなどを利用して現在地や目的地を確認する場合や、位置情報を活用したゲームを楽しむならGPS機能を搭載したセルラーモデルがおすすめです。
Wi-FiモデルのiPadでも、 Wi-Fiの情報を利用して現在地を取得することができます。
ただし、モバイルデータ通信と比較すると正確性は劣ります。
: Wi-Fiモデル
→WiFiの情報を利用して現在地を取得
:セルラーモデル
→GPS機能が搭載
違い5|デザリングの違い
iPadを、WiFiルーターの代わりにして、端末をインターネットに接続する「テザリング」は、セルラーモデルのみが利用可能な機能です。
テザリングはバッテリーの消費が激しくなります。
テザリングを利用する際は、バッテリーの充電や節電にも注意が必要です。
: Wi-Fiモデル
→テザリングできない
:セルラーモデル
→テザリングできる
違い6|外見の違い
Wi-Fiモデルとセルラーモデルには外見にも多少の違いがあります。
iPad(第9世代)の外見
iPad(第10世代)の外見
背面のデザインをチェックすることで Wi-Fiモデルとセルラーモデルを見分けることができます。
違い7|データ通信方式の違い
: Wi-Fiモデル
→インターネット接続には Wi-Fi環境が必要
:セルラーモデル
→モバイルデータ通信が可能
【iPad】Wi-Fi(ワイファイ)モデルとセルラーモデルでは、どっちがおすすめ?
Wi-Fiモデルがおすすめな人
- 自宅やオフィスなどWi-Fi環境にいる時間が長い人
- 外出時にインターネットを利用しない人
- iPadを安く利用したい人
セルラーモデルがおすすめな人
- 外出先での利用がメインの人
- GPSを利用する人
iPadは電話できるの?
iPad自体には通話機能はありません。
ただしセルラーモデルはモバイルデータ通信機能を利用して、 Wi-Fiモデルは Wi-Fi環境下であればアプリを使用してビデオ通話を行うことができます。
- Skype
- LINE
- Zoom
- FaceTime
通話機能を利用するには、別途これらの通話アプリをダウンロードする必要があります。
FaceTimeはApple製品同士でしか利用できないため、相手方もiPad、iPhone、MacなどのApple製品を持っている必要があります。
コスパの良いiPadは?
中古や整備済み品は、最新モデルと比べると割安で購入できます。
コスパ(コストパフォーマンス)の良いiPadとしては、以下のモデルが挙げられます。
1|iPad(第9世代) Wi-Fiモデル
2021年9月に発売されたiPad(第9世代) は、コスパの良いモデルとして注目されています。
A13 Bionicチップを搭載しており、高速な動作が可能です。
また、Apple Pencil(第1世代)やSmart Keyboardを利用することができ、生産性の高い作業ができる点も魅力です。
2|iPad mini(第6世代) Wi-Fiモデル
iPad mini(第6世代) は、2021年9月に発売されたモデルで、A15 Bionicチップを搭載しています。
小型軽量で持ち運びに便利でありながら、高速なパフォーマンスが魅力です。
7.9インチのRetinaディスプレイを搭載しており、高精細な映像を楽しむことができます。
3|iPad Air(第4世代) Wi-Fiモデル
iPad Air(第4世代) は、2020年10月に発売されたモデルで、A14 Bionicチップを搭載しています。
高速かつスムーズなパフォーマンスが魅力で、10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載しており、鮮明な映像を楽しむことができます。
以上のように、価格と性能のバランスがとれたiPadが数多く存在しています。用途や予算に合わせて選ぶことが重要です。
なお中古iPadについては「中古iPad|おすすめの販売店と選び方のポイントは?狙い目はコレ!!」の記事をどうぞ
iPadに関するよくある質問
- Wi-Fiモデルからセルラーモデルに変更するには?
-
Wi-Fiモデルからセルラーモデルに変更することはできません。 Wi-Fiモデルはキャリアの基地局と通信するためのアンテナがなく、SIMカードを入れる場所もありません。
まとめ
この記事ではiPadの Wi-Fi(ワイファイ)モデルとセルラーモデルの違いについて解説しました。
- Wi-Fiモデルは月額料金がかからない
- 端末代は Wi-Fiモデルの方が安い
- Wi-FiモデルにはSIMカードが入らない
- GPS機能はセルラーモデルにしかない
- セルラーモデルしかテザリングできない
- iPadの背面で Wi-Fiモデルかセルラーモデルか見分けることができる
- 外出先での利用がメインの人にはセルラーモデルがおすすめ
- Wi-Fi環境での利用が多い人は Wi-Fiモデルがおすすmね
- iPad自体に通話機能はない
- Wi-Fiモデルはコスパが良い
Wi-Fiモデルは、セルラーモデルよりも低コストで利用可能です。
ですが、もし外出先でiPadを利用する機会が多ければセルラーモデルの方がおすすめです。
セルラーモデルについてはiPadが使える格安SIMを下記の記事で紹介しているので、あわせてチェックしてください。
今回は以上です。